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東邦大「アメリカでは差別を学ぶのか」

Q.
他の授業も、アメリカで教育を受けてきた先生でした。その先生も、「差別」のことをとてもおっしゃっていました。アメリカで学ぶと、差別のことも学ぶことができるのでしょうか。

A.
 多くの日本人は、差別を受けることなく生活をしていることと思います。アメリカで生活をすると、差別について意識することが多いです。それは、いわゆるアジア系、ヒスパニック系、黒人、白人といったように、見た目だけで「違い」がはっきりしているからです。人種によって対応が変わることはしばしばです。授業でも言いましたが、年齢を聞くことも差別に当たると考えられています。血液型もそうです。

 私自身、街を歩いていたら、正面から歩いてきた白人の若者2人にヘラヘラ笑われながらイヤな言葉を浴びせられ、歩いている先に「ペッ」とつばを吐かれたことがあります。「おい、XX人(日本以外の国名)、英語分かるか?」と言われたこともあります。

 どのような人種であろうが、何歳であろうが、血液型が何型であろうが、いま目の前にいる人が、いま付き合いがある人なのだから、関係ない事柄なのです。

 アメリカで学ぶと差別を学ぶ、というわけではありませんが、初めて「差別を受ける対象者なんだ」と意識せざるを得ない環境でした。
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