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教育の手法を転換し、予習重視

教育の手法を転換し、予習重視


 本日(2013年9月24日)の朝日新聞デジタル版(会員版)によると、佐賀県武雄市の教育委員会が、小中学生全員にタブレット端末を配り、事前に動画を観ながら基礎的な学習を自宅で予習し、授業では予習を踏まえた応用や、静と動趾で教え合う授業をするという。

 この手法を「反転授業」と呼ぶようである。



 私の経験では、アメリカ・ミネソタ大学の大学院に入るまで、予習の重要性を理解していなかった。

 知ってはいた。でも、分かってなかった。

 大学院での授業は、予習を前提としており、教科書を読み込んでおかなければ、授業に出る意味がまったくなかった。

 授業では、教科書に書かれていることを前提として、講義や討論が進んでいく。

 授業中に質問でも、意見でも、何かしら発言しなければ「出席していない」と扱われるか、「何も考えていない者」とみなされる。

 
 私は日本の大学では経済学部(発展途上国経済論)を学び、大学院では野外教育を専攻していたので、野外教育の基礎的な学習をするために、ミネソタ大学の学部の授業も履修した。

 学部の大人数授業であっても、グループに分かれての討論がある授業もあった。そうではない授業もあったが。


 しかし、自ら学ぼうという意思を持つ者は最低限、また、学習習慣をつけることが求められる初等教育では、もっと予習に注目した手法も用いることが大切であろう。

 現在では、基礎学力は学校で学ぶことができても、応用力や互いに教え合うことを実践する場が保障されていないのではないだろうか。

 塾に通う生徒は、塾で応用も、時には教え合うこともできるかもしれない。

 しかし、塾に通わない、通えない生徒に対しての対応はどうするのか?


 「反転授業」を採り入れることには、大きく賛成する。




 記事によると、アメリカでは2000年代から反転授業が急速に広まったとのことである。
 なんでもアメリカ式がいいとは限らない。



 OECD(経済協力開発機構、Organisation for Economic Co-operation and Developmenn)は、70を超える国や地域で3年ごとに学習到達度調査(Programme for International Student Assessment, PISA)を実施している。

 これは、15歳の実力を主要科目である読解力、算数(数学)、科学で測るものである(PISA)。

 最新のデータは2013年12月3日に発表される、とのことである。


 このPISAによると、アメリカはどの科目でもトップ10には入っていない。

 ちなみに日本は、どの科目でもトップ10に入っている。



 PISAのデータは、「数値」で発表されるものなので、昨日の「静岡県川勝知事」の件と重なる部分があるので、トップ10に入っていないからダメ、入っていればイイという訳ではない。



 基礎的学力の習得は、学習者の将来の選択肢を増やすためにとても重要である、という意見を私は持っていることを強調しておきたい。



 アメリカは、PISAの結果ではトップ10には入っていないが、教育制度に対しては様々な取り組みがなされてきた。

 ホームスクーリング
 マグネットスクール
 バウチャー制度
 チャータースクール(過去の投稿

 賛否両論あるだろうし、それぞれを説明したら、個別な投稿ができるだろうから、今回は割愛する。




 この投稿のトピックとは直接関係はないが、いや、もしかしたらアメリカがPISAの上位に入っていない理由にもつながるかもしれないが、

 OECDのブログによると、2009年のPISAに参加したOECD加盟国の3人に2人の生徒は、(学習の妨げとなる)ノイズや秩序が保たれていない教室では、勉強がまったく、またはほとんどできない、と述べている。

 また、多くの国や地域の生徒は、教室内の規律、秩序を順守する風潮は、PISAの結果に肯定的な影響を与えていることが述べられている。

 
 自由闊達な授業、規律を順守する授業、このバランスをどのように取っていけばいいのか、いまだに私自身の結論は出ていない。
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