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全国学力調査結果公表について思うこと

全国学力調査結果公表について思うこと


 昨日、「全国学力テストに思うこと」という投稿をした。


、静岡県川は、全国学力調査で、小学の国語Aで最下位だった。

 そして、川勝知事は、2013年9月9日の定例記者会見で、「国語Aの下位100校の校長名を公表する」と述べた。

 先の投稿にも述べたが、市町村名や学校名が公表されることは禁止されている。

 そこで、川勝知事は「校長名ならばいいだろう」と判断した。



 公表の理由を以下のように述べている。


「読解力の低下は子どもの責任ではなく、先生の責任。学校名は公表できないので、校長名を公表して責任の所在を明確にしたい」(2013年9月10日朝日新聞デジタル版会員用


静岡県教育委員会は、「公表することで、子どもたちが自信を失う可能性がある」「公表することで効果が上がるとは思えない」(2013年9月14日朝日新聞会員版)として、校長名を公表することに反対をして、知事に公表を控えるように要請した。


「序列付けには反対といいながら、都道府県別では序列をつけている」(川勝知事)(2013年9月15日朝日新聞デジタル版会員用


この反対を受けてか、川勝知事は国語Aの全国平均点を上回った86校の校長名を公表するように公表内容を変更した。(2013年09月20日朝日新聞デジタル版会員用


知事は「公表するなら下位でも上位でもどちらでもよかった。今でも関心は下位にあり、上位は問題ない」と述べた。

「点数を上げるためではない。点数は、その人の人格を支配するようなものではなく、大したことではない。成績が悪くてもいい。国語や算数をもって人間を見ていく風潮を変えたい。おおらかな社会を作る必要がある」
2013年9月21日朝日新聞デジタル版会員用


報道陣に対し、校長名の公表について「校長には(意向を)直接確認していない。学校名を公表しておらず、実施要領には矛盾しない」と話した。(2013年9月21日朝日新聞デジタル版会員用


「序列付けには反対といいながら、都道府県別では序列をつけている」(川勝知事)(2013年9月15日朝日新聞デジタル版会員用



 以下は、私なりの解釈ではあることを断っておく。

1.
全国学力調査の結果で、小学校6年生の国語A(読解力を問う問題)で、全国最下位であった。

2.
客観的な数値として結果が出され、「学力が低い県のレッテルは恥ずかしい」と思った。

3.
誰かの責任にしなければ、自分が追及される。

4.
教育の一翼を担っている「家庭教育」には責任を持っていけない。

5.
学校教育の責任にすればいい。

6.
でも、学校名は公表できない。

7.
ならば、学校の責任者である校長名を公表すればいい。公務員だから、いちいち確認を取る必要もないし。

8.
しかし、学校教育を統括している教育委員会から反対された。

9.
それでは、静岡県内507校あるが、そのうち、全国平均を上回った86校の校長名なら文句はでないだろう。

10.
86校以外の学校は、全国平均を下回っていることが分かるし。

11.文部科学省だって、都道府県別での順位づけをしてるでしょ。




川勝知事は「点数は、その人の人格を支配するようなものではなく、大したことではない」と述べています。


はい、私もその通りだと革新しています。


でも今回は、「全国学力調査」の結果が出たからの対応ですよね。

ということは、学力=点数、と理解しているのではないでしょうか。



小泉純一郎が総理大臣だったころ、2003年のメールマガジンで「学力」について述べられていました。(これからの子どもたちに求められる「学力」)

「学力」とは,知識を詰め込み,試験で得点がとれるといったことだけを意味しているのではありません。子どもたちが生涯を通じて自ら考える力を育むためには,知識や技能に加えて,学ぶ意欲や思考力,判断力,表現力なども含めた[確かな学力]が必要です。



 川勝知事は、文部科学省だって全国的な順位づけをしているのだから、静岡県内でやってもいいかないか、ということを言っています。

 小中学校は義務教育です。

 義務教育の一つの目的は、どこに引っ越ししても、日本のどこであっても、一定の教育水準を保証することが挙げられるでしょう。

 地域格差をできるだけ無くすための指標として、全国学力調査の役割があると私は考えています。

 川勝知事は、静岡県内の教育格差があるのでそれを無くしていく方向に向かうよう、今回、公表する、という意図ではないと私は理解しています。



 一連の知事の発言は、「お勉強ができればいい」としか聞こえず、学校教育の役割を放棄させる方針に見えます。

 塾も最近は知識だけではなく「人間教育」に取り組むところも出てきているそうです。

 そして、静岡県の最高責任者として、今後の社会人を育てていく教育、しかも学校教育の根幹を揺るがしかねない事態を引き起こしています。


 新聞報道を見る限りですが、川勝知事の一連の言動については批判的な意見が出てきています。


 この件を「反面教師」として静岡県を含め、他の都道府県も学校教育の質、家庭教育や社会教育、塾では達成できない目標を目指して、日々の実践をしていって下さることを願ってやみません。

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