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コミュニケーション教育(遊びが持つ力)  

9月16日(金曜日)日本経済新聞 夕刊(15面)に、「広がるコミュニケーション教育」という記事が載っていました。 

 文部科学省の「義務教育に関する意識調査」(平成17年6月)によると、小中学校の保護者が必要と思うものとして、「教科の基礎的な学力(77.2%)」に次いで、「人間関係を築く力(67.9%)」が挙げられています。

 この結果は、「お勉強は大切なことだけど、科目の勉強以外の能力も高めて欲しい」という親の願いの表れでしょう。 

 では、どうやってコミュニケーション技術を高めていくのでしょうか? ずばり、「遊び」です。 二つのアプローチがあると考えます。

 一つは、教育者があらかじめ目標を設定しておき、その目標に到達することができるような遊びを提供するもの。

 もう一つは、なんでもいいからとことん遊ばせるもの。

 どちらがより良い方法か、ということは言えません。どちらも特長があるからです。
ですが、共通点としては、遊びの後に振り返る時間を持つ必要がある、ということです。
この振り返りをしないと、「遊び」が単なる「楽しかった時間」だけで終わってしまう恐れがあります。
振り返りを通し、何をして、 何を感じ、それをどのように日常生活へ応用していくのかを学ぶことができます。

 学校教育の場でも、最近は「遊びを通じた学び」を取り入れています。
クラス内で子ども同士が話す環境を「遊び」を通じて創り出し、クラスメイトの
新たな一面を発見したり、イラストでニコニコ顔、驚きの顔、怒りの顔などが書かれたカードを
みんなに見せ、自分の今の気分を表現できるようになったりと、「遊び」が持つ力を利用しています。

なかやま
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テーマ : 教育
ジャンル : 学校・教育

野外教育と心の変容  

 私は、野外教育を自己概念や社会的コミュニケーション技術を育むために、とても有効な道具・手法であると考えています。

 新たな自分の発見、自らと向き合うこと、他者と自分との関係など、参加者自身の考えや気持ち、心に何らかの働きかけがなされるものであると考えられます。 

 ということは、野外教育と心理学は非常に密接な関係がある、と言うこともできるでしょう。

 臨床心理学の専門で、野外教育に関連した研究を行っている大学を調べてみたところ、東京成徳大学の心理学研究科でキャンプを実施されていることが分かり、先日、研究科長の杉原一昭教授(筑波大学名誉教授)とお目に掛かりました。

 杉原教授は、40年以上に渡ってキャンプを行ってこられ、東京成徳大学でも、夏休みに5泊6日で子供を対象にした「サマースクール」を実践していらっしゃいます。基本コンセプトは「子どもがとことん遊ぶ機会を提供する」とのことでした。

 同じく心理学研究科にいらっしゃる石崎一記教授は、ネイチャーゲームをはじめとする自然体験活動が、児童の発達にどのような影響を及ぼすかについて研究 されていらっしゃいます。石崎教授にもお目に掛かり、お話を伺いました。「サマースクール」にスタッフとして同行した学生が「どうやって子どもを遊ばせる のか?」と質問してきたとき、「自然が教えてくれるよ」と答えたそうです。 

 組織キャンプは、意識していなくても、参加者の子どもたちを「集団としての子ども」と見てしまう傾向があるように感じます。特に、タイムテーブルは「絶対的に守るべきもの」とされていることがあるのではないでしょうか。

 そんな中、今回の「サマースクール」は、体制としては組織キャンプの形式となっていますが、これまでの伝統的な組織キャンプとは異なった、新しい形を提案しているように感じました。

なかやま

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