FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

チャータースクールとは  

チャータースクールとは、一言で述べると...

「選択性の独立した公立学校で、結果に責任を持つ以外は、諸規則から自由となれる(フィン他、2000)」

 というものです。

 これは、
  ・学習指導要領に縛られない
  ・教員を自由に採用でき、配置転換がない
  ・公立校のため、運営資金は公費

 という特徴があります。

 チャータースクールという制度は、1992年にアメリカ・ミネソタ州で始まりました。
2004年のデータでは、全米で学校数は2996校(全体の約3.2%)あり、
児童・生徒数は69万人(全体の約1.4%)です。

 学校設置者は、公立校でありながら、保護者のグループ、教師のグループ、
地域の人々、大学などの教育機関、民間企業など様々です。
既存の公立校がチャータースクールに転換する場合もあります。

 チャータースクールは、学校認可者との間で契約(チャーター)を結び、
一定期間内に成果を出すことが求められ、達成できないと閉鎖されます。

 チャータースクールは、公立校であるがゆえの制約から解放されますが、
自らの結果に大きな責任を持つことになります。

 日本では、「湘南に新しい公立学校を創り出す会」という現役の教員4名が設立した会が
フリースクールを実践しており、日本でチャータースクールが認められれば
第一号になるだろうと言われています。
スポンサーサイト

テーマ : 教育
ジャンル : 学校・教育

EdVision ワークショップに参加して思ったこと  

 今回のワークショップは、アメリカ・ミネソタ州を本拠地とする「EdVision」から、講師が5名派遣されました。

 オリンピックセンターでのシンポジウムと、3泊4日のワークショップ(山中湖)との構成でした。残念ながら、シンポジウムには参加できませんでしたが、ワークショップには全日程参加しました。

 参加者は、全国から集まった小中高校、大学の教員、学生、フリースクール実践者、その他、新しい教育の手法に興味を持つ方々、35名でした。

 今回のワークショップで最も印象に残っていることは、日常生活では教育者である多くの参加者が、小グループに分かれ、実際にプロジェクト案の作成をして、プレゼンテーションをするといった、非常に実践的なスタイルであったことです。

 もちろん、従来のスタイルのレクチャーもありました。しかし、ここでもユニークさが現れていました。レクチャーの途中であっても、参加者からの意見や質 問をどんどん受け付け、そこから討論が始まったり、より深いことまで言及されたりと、参加者がまさに「参加する」スタイルでした。 

 よくあるスタイルは、レクチャーが終わってから質疑応答という時間を取ることでしょう。参加者が多い場合にはこの方法が良いかもしれませんが、分からないときに聞くことができるのは、そのときに解決することができるので良い方法だと思いました。

 一人が疑問に思うことは、必ず他の人も疑問に思っているはずです。このような機会の参加者、授業を受けている生徒・学生は、積極的に質問し、講師・教員はその質問を決して軽視せず、真剣に受け答えるべきです。

 ちなみに、EdVisionのHPに、今回の日本でのワークショップについて記述がありましたので、転載いたします(http://www.edvisions.coop/index.shtmlより)

***

Workshop in Japan a Success!


Five EdVisions educators spent a week in Japan working with educators interested in the self-directed, project-based EdVisions Learning Program. The workshops were funded and administered by the Benesse Corporation, the School Reform Network, Chiba University School of Education, and the Human Renaissance Institute. Dee Thomas, Andrea Martin, James Lewicki, Bonnie Jean Flom and Ron Newell participated in the workshops. Professor Uesugi of Chiba University, Mr. Mizutani of Benesse, Mr. Takeuchi of the Reform Network and interpretors Soshi Imaizumi and Humari Go were hosts for the event.

The first event was a lecture at the Yoyogi Olympic Youth Center, attended by 75 educators and policy persons. All five of the EdVisions personnel gave a portion of the lecture. The lecture was accompanied by a bi-lingual PowerPoint and was simultaneously translated. Attendees then had opportunities for questions at the end of the lecture. The talk was mostly about project-based learning and its effectiveness.

The next four days the EdVisions personnel carried on an institute at Yamanakako, a lake resort at the foot of Mt. Fuji. There were 35 educators from elementary, middle school, high school, and higher education who participated in a workshop learning how to administer student-initiated project-based learning. The group was split between elementary-middle school and secondary-middle school participants. James Lewicki and Bonnie Jean Flom worked with the elementary/middle school teachers on group projects and individual projects that elementary students could use in community and place-based learning. The high school group worked with Andrea Martin, Dee Thomas and Ron Newell in developing the project process.

Project proposals, management of time and advisories, project development, inclusion of standards, presentations, and assessment processes were covered. Each participant worked with a small group in developing a project. A presentation of all projects and a reflection topped off the last day. The project ideas were creatively developed and presented, with a great deal of fun and laughter had by all.

The EdVisions personnel were impressed with how gracious and friendly the host Japanese were. We were put up in first class hotels and accomodations, had excellent tours, and wonderful Japanese meals. And the educators were extremely creative in their project ideas and presentations. We believe the Japanese educators found how much fun and how creative learning can be when student interest and community good will are taken into consideration.

Most of the educators who took part believe they will implement some part of the project-based system, with some eager to apply it to whole school reform. We wish them all the best in their endeavors, and look forward to the next time we can visit to see schools in action.

テーマ : 教育
ジャンル : 学校・教育

プロジェクトベース学習とは?  

大変、大変ご無沙汰の「うーたんの独り言」です。

 先日、山中湖で開催された「プロジェクトベース学習(以下、PBL Project-based learning の略)」のワークショップ(主催:NPO法人 教育改革ネット)に参加してきました。

 PBLは、多くのチャータースクールで取り入れられている学習法で、生徒が自らの興味を基に、先生にアドバイスをもらいながら、リサーチするものです。このような手法のため、先生は「アドバイザー」と呼ばれています。

 PBLの一番の特徴は、国語、数学、といった教科毎の学びではなく、ひとつのプロジェクトを学ぶことを通じ、様々な教科を横断的に学ぶことができます。

 たとえば、「スキューバダイビング」に興味を持った生徒がいるとします。スキューバダイビングを学ぶ過程で...

  どこでダイビングができるのか? (地理)
  ダイビングの歴史は? (歴史)
  水中生物はどのようなものがいるのか? (生物)
  器材にはいくらくらいかかるのか? (数学)
  どういう器材が必要なのか? (課題探求能力)
  情報集め (情報活用能力、対人コミュニケーション能力)
  プロジェクト結果発表 (プレゼンテーション能力)

 といったことを学ぶことができます。 

 生徒が自分勝手に好きなようにプロジェクトを進めるのではなく、アドバイザーは「結果として何を学ぶことができるのか」という点を明確にし、プロジェク ト案が完成したとき、プロジェクトを進めている途中、プロジェクト完成前、プロジェクト完成後のプレゼンテーションといった各段階で評価をします。

 この評価は、次の段階が、もしくは次のプロジェクトがより質の高いものにするための手助けとなります。

 PBLは、アドバイザーと生徒との関係がとても重要になります。より良い関係性を築くために、またより良い教育を提供するために、1人のアドバイザーに17~18名の生徒が適切とされています。

 日本では、千葉大学の上杉賢士教授がPBLの研究・実践をされていらっしゃいます。PBLに関する著作もお持ちですので、興味をお持ちの方はご一読ください。

テーマ : 教育
ジャンル : 学校・教育

最新記事
カレンダー
07 | 2005/08 | 09
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。